1/350 宇宙恐竜ゼットン

懐かしのバンダイ製プラモ「The特撮Collection」より、宇宙恐竜ゼットンを製作しました。
30年ほど前のモナカキットなので、手足や体が唐竹割りの分割になっていて、
周囲のディテールをつぶさずに合わせ目を処理するのに独特のコツが必要でした。
キットの造型がウルトラマン劇中の撮影用着ぐるみに似ているのかどうか、私には分かりませんが、
パーツ表面の生物的なテクスチャー表現や全体的な雰囲気は悪くないキットだと思います。
前述した合わせ目の処理を除けば組立自体は簡単でしたので、塗装に力を入れてみました。
以下、塗装工程の詳細を記述してみます。

ゼットン3
ゼットン4ゼットン5ゼットン6
ゼットン9ゼットン8

【黒っぽい部分】
ガイアノーツの黒サフとジャーマングレーを混色して下地にする

黒⇒ジャーマングレー⇒ブルーグレーとなるように、
5段階くらいのグラデーション塗装を黒立ち上げで行う

エナメル系の黒+ジャーマングレーでウォッシングを行い、
エナメル溶剤で大雑把にふき取る

エナメル系のデッキタン+ライトブルーを混色してドライブラシを行う(凸部のハイライト入れ)

【白っぽい部分】
ガイアノーツの黒サフとジャーマングレーを混色して下地にする

黒⇒ライトグレーとなるように3段階くらいのグラデーション塗装を行う

エナメル系のブルーグレーでウォッシングを行い、エナメル溶剤で大雑把にふき取る

【ツノ】
ガイアノーツの黒サフとジャーマングレーを混色して下地にする

黒⇒ライトグレーとなるように3段階くらいのグラデーション塗装を行う

ダイヤモンドシルバー(パール系塗料)とクリアーを混色して薄め、
全体にまんべんなく吹く

エナメル系のブルーグレーでウォッシングを行い、エナメル溶剤で大雑把にふき取る

エナメル系のチタンシルバーでドライブラシを行う(凸部に銀を載せる)

【黄色い部分】
クリアーパーツなので、裏面から
裏面からオレンジの濃い部分を細吹き

裏面からイエローを全体に吹く

表面から黒っぽい部分で使用したブルーグレーを薄めて軽く吹く

【最終仕上げ】
上記の塗装を部位ごとに行った後、パーツを接着して組立てる

ピグメントをアクリル溶剤で溶いて、足元を中心に汚しを入れる

ツヤ消しクリアーとダークイエローと薄めてランダムに吹き、全体のトーンを整える

中身がスカスカで倒れやすいので、足首にエポパテを詰めて足裏から真鍮線を通し、
アクリルベースに固定しています。

怪獣のプラモをまともに作るのは初めてでしたが、
様々なジャンルの塗装技法を組み合わせて仕上げるのは面白かったですね。
「The特撮Collection」シリーズのキットは最後に再販されたのが'98年ごろのようですので、
模型店ではなかなか見かけませんね。
入手する機会があれば他のキットも作ってみたいものです。
(ウルトラマンか2代目バルタン星人を所望…)
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