タミヤ1/35 チャーチルMk.Ⅶ

先日UPしたダージリンを搭乗させるべく、
表記のキットをガルパンの聖グロ指揮車輌として製作しました。

車外装備品の取付穴を埋め、左フェンダー後部のチビ缶2個を複製して
右フェンダー後部にも搭載した以外は、そのまま組んでいます。
劇中仕様とは異なる部分もありますが、個人的には「ダージリンが搭乗していればOK」と割り切り、
そのまま塗ってしまいました。

チャーチル_聖グロ_5
チャーチル_聖グロ_7
チャーチル_聖グロ_8

塗装は以前製作したJSU-152と似たような塗り方をしていますが、
足回りの汚しはピグメントの割合を少なめにし、エアブラシでの吹付けを併用して
控えめに仕上げました。

【塗り方】
1.ジャーマングレーを先にシャドー吹き。
2.基本色→ハイライト色の順に立ち上げ。
3.デカール貼り→クリアコート
4.ウォッシング→ドライブラシ(凸部のハイライト入れ)
5.薄めたハイライト色のダークグリーンを吹いて全体のトーンを整える。
6.ピグメントと水性アクリルのクリアーオレンジを水性アクリル溶剤で溶いて、足回りに汚しを入れる。
7.薄めたイエローブラウンを足回りに吹いて、汚しの調子を整える。

↓近所の運動公園で屋外撮影してみました。
チャーチル_聖グロ_9
チャーチル_聖グロ_10

【キットについて】
このキットは私が中学生のころ、発売直後('96年の年末だったような…)に入手して、
そのまま積みプラと化していたものです。
付属フィギュアのリラックスした雰囲気の兵士や農夫に魅力を感じるキットでしたが、
ガルパン仕様で製作したために、それらの付属品は全く使用しませんでした。orz
成型の都合でディテールが省略されている部分は多いですが、その分非常に組みやすく、
車体の上面と足回りを別々に塗装できるので、これからAFVモデルを始める方にもオススメ
のキットです。




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1/35 ガルパンフィギュアを作ってみた

5月のトレフェス有明で見たイベントディーラーの作品群に刺激されて、
1/35サイズのダージリンを作ってみました。
このサイズのキャラクターフィギュアは製作ノウハウが無く、
作り方も分からなかったので、今回は習作と位置づけ
同スケールのプラスチックフィギュアをゲージにする手法を試してみました。
ダージリン0
ダージリン8

【作り方】
1.タカラ1/35ブルーティッシュドッグに付属しているフィアナ立像の
  頭部を分離し、ディテールを削り落として素体(笑)を作る。
2.素体を関節部で分解して、ポーズを付けて関節を固定する。
3.頭部をエポパテで制作し、素体と接続する
4.素体にエポパテを盛り削りして、衣服等を製作する。

【塗装】
1.全体にEXホワイトをエアブラシで吹く
2.ジャケットの赤をエアブラシで吹く
3.肌色,頭髪,ジャケットのダークブルー,スカート&ブーツのブルーをラッカー系塗料で塗り分ける
4.瞳,ティーカップ,ソーサーをエナメル系塗料で塗り分ける
5.エナメル系塗料で色と色の境界に明度を下げた色を描き込む
6.凹モールドにスミ入れして拭き取る

【反省点&感想】
1.素体に使ったフィアナの体型が少なからず反映されてしまい、
  何だか太ましいプロポーションになってしまった。
  特に両手首と太ももがゴツ過ぎる。
 ガルパンのキャラクターは手足が非常に華奢な感じなので、
  エポパテやレジンブロックで専用素体を用意した方が良いかもしれない。
2.手首はフィアナのモールドを元に加工しましたが、指の表情のつけ方がイマイチ。
  左手のソーサーは手に載せただけで不自然なので、
  得物を持った手の造形はもっと精進しなければ。
3.瞳はこのサイズでも凹モールドで表現した方が良いと思う。
  アイペイントで虹彩の位置決めや輪郭の書き込みが少なからずやりやすくなる気がする。

小さいながらも結構な手間がかかってしまいました。
このサイズで大量のキャラクターを作っているイベントディーラー諸兄は凄まじいですね。
私も頑張って造形しなければ…

フィギュアを載せるためのチャーチルも製作中です。
こちらも完成したらUPします。
ダージリン7

HOW TO BUILD 西園美魚 その5

その4へ戻る

今回は表面処理と塗装の詳細について記述し、完成までの道程を追っていきます。

16.表面処理&下地塗装
【手順】
全パーツを分解して持ち手を付け、サーフェイサーを吹きます。
表面に傷や気泡が残っていたら溶きパテ等で埋めてペーパーがけを行い、
再度サーフェイサーを吹きます。
全体

傷が無いことを確認したら、全パーツに下地塗装のホワイトを吹きます。
フィギュアの塗装は発色を良くすることが第一義的となるため、必ず下地を真っ白にしておきます。
ここから先は部位事に塗装を行います。
大部分はMrカラーやガイアカラー等のアクリルラッカー系塗料の吹き付けと筆塗りで行いますが、
瞳の塗り分けや影の書き込み(スミ入れ含む)はエナメル系塗料で行います。

17.上着の塗装
【手順】
ブラウスの影部分に白+青(極微量)を吹いてグラデーションをかけ、
ブラウス部分をマスキングします。
上着1

縁取りの赤を細吹きします。
上着2

縁取りの赤をマスキングして、黒(ダークグレー)を吹きます。
黒は影の部分に明度を落とした黒を細吹きしてグラデーションをかけます。
塗り終わったらマスキングを剥し、色のはみ出し等があれば筆でリタッチします。
上着3

18.リボンの塗装
【手順】
薄ピンクを全体にベタ塗りします。

赤みを強めた影の色を細吹きしてグラデーションをかけます。
リボン

19.頭髪の塗装
【手順】
基本色のライトブルーを全体にベタ塗りします。

青みを強めた影の色を細吹きしてグラデーションをかけます。

セミグロスクリアー+クリアーブルー(極微量)+ブルーパール(少量)を全体に吹いて、
表面に微かな煌きを与えます。
頭髪1

カチューシャの部分をホワイトで下塗りします。

カチューシャを赤で筆塗りします。
頭髪2

20.脚部の塗装
【手順】
下着部分をマスキングし、肌色を明暗2段階のグラデーションをかけて吹きます。
脚部1

肌色から上をマスキングして、ソックスの紺色を吹きます。
靴と肌色の境界線付近に明度を落とした色を細吹きしてグラデーションをかけます。
脚部2

ローファー以外をマスキングして、オキサイドレッド(赤茶色)をベタ塗りします。
脚部3

クリームホワイトを黒立ち上げの要領で吹いて、グラデーションをかけます。
脚部4

クリアーブラウン+クリアーレッドを混色して吹き付けます。
クリアーカラーは吹き加減によって色味が変化するので、様子を見ながら左右の色味を合わせます。
最後にクリアーを厚めに吹いてツヤツヤにしておきます。
脚部5

21.スカートの塗装
【手順】
全体に紺色をベタ塗りします。
スカート1

細切りしたマスキングテープを格子状に貼ってマスキングします。
スカート2

ライトグレーを全体に吹きます。
プリーツの谷折り部分に気持ち紺色が残るように、
グラデーションをかけながら行います。
スカート3

赤の細切りラインデカールをマークソフターを使ってなじませながら、
格子状に張り込んでいきます。
この作業は時間を要しますが、必要なのは根気です。
スカート4

22.顔の塗装
この部分はフィギュア初心者にとっての難所?と思われるので、段階的に細かく記述します。
【手順】
白目の部分をマスキングして肌色を吹き、マスキングを剥がします。
顔1

これ以降はエナメル系塗料を使用して、面相筆での書き込み作業となります。
最初に瞳の虹彩部分を書き込みます。
虹彩の中央付近下半分は明度を上げた色を書き込んでグラデーションを付けます。
顔2

虹彩の中央部に瞳孔を書き込みます。
ここまでの作業で視線の向きが決まります。
顔3

瞳の輪郭と上まぶた,下まぶたを黒フチで書き込みます。
顔4

瞳孔の中央部を横切るように、虹彩の中央付近に一本線を引きます。
顔5

一本線から上の部分を、上まぶたに向かって明度を落とすようにグラデーションをかけて塗りつぶします。
顔6

虹彩にハイライト(白)を入れ、眉毛を書き込みます。
顔7

全体にアクリルラッカー系のツヤ消しクリアーを吹き(※吹きすぎるとエナメル系の瞳が溶けるので注意)、
全体を保護した後で、瞳の部分のみにクリアー(ツヤ有り)を薄く塗り重ねます。
クリアーを塗り重ねて瞳がうるうるした感じになればOKです。
顔8

23.ライトセイバーの塗装
【手順】
ビーム刃のグリーンを3段階くらいにグラデーションをかけて吹きます。

刀身全体にグリーンパールを軽く吹きます。
ライトセイバー1

刀身をマスキングして全体にブラックを吹き、その上からシルバーを吹きます。
ライトセイバー2

マスキングを剥し、はみ出しがあればリタッチします。
ライトセイバー3

24.ビームライフル,左手の塗装
【手順】
肌色部分を吹きます。
ビームライフル1

右手肌色部分をマスキングします。
完全なマスキングは困難なので、右手のリタッチを前提として程々のところで白を吹き、
ビームライフルを筆で塗り分けます。
ビームライフル2

ビームライフル全体にホワイトパールを吹きます。
ビームライフル3

右手のマスキングを剥し、ビームライフルの柄部分を塗り分けて、
最後に肌色部分をリタッチします。
ビームライフル4

25.ツヤの調整
パーツごとに以下のようにクリアー等を吹き付けてツヤを調整します。
メタリック,パール系塗料はクリアーを吹くと色味が著しく変化するので注意が必要です。

頭髪:ツヤ有り(吹きっぱなし)
肌色:ツヤ消し(ツヤ消しクリアー吹き)
   ※瞳部分のみツヤ有り
上着:ツヤ消し(ツヤ消しクリアー吹き)
スカート:ツヤ消し(ツヤ消しクリアー吹き)
ソックス:ツヤ消し(ツヤ消しクリアー吹き)
ローファー:ツヤ有り(クリアー吹き)
ビームライフル:ツヤ有り(吹きっぱなし)
ライトセイバーツヤ有り(吹きっぱなし)

26.スミ入れ
パーツ毎に凹モールドや影となる部分,色と色の境界線付近にエナメル系塗料でスミ入れを行い、はみ出たところを拭き取ります。

27.完成
塗料が乾いたらパーツを組立てて完成です。
IMG_1169.jpg
IMG_1172.jpg
IMG_117711.jpg
西園:「おまんら、許さんぜよ!」

約半年にわたりお読み頂いた皆様、
お付き合い頂きありがとうございました。
写真を撮るために頻繁に作業の手を止める必要があり、
非常に手間のかかる記事でしたので、こういうことはもうやらないと思いますが、
私の作業標準を一通り示すことはできたかと思います。
もし本記事を読まれた方が、フィギュア製作に興味を持つきっかけにでもなれば幸いです。

さて、次は何を作ろうかな…
プロフィール

ogashu81

Author:ogashu81
WF等のイベントに参加している弱小ディーラー「もりのく」の中の人。

連絡・ご意見・ご感想等は
g05824403あっとまーくyahoo.co.jp
(あっとまーくを@にしてください)
へお願いします。

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